女性部活動報告
H30年度地元を知ろう企画
開催日:2018.08.30(木)
~ごみ処理施設見学とリサイクルプラザ体験教室及び昼食懇懇談会~
~~~晴れた暑い日に~~~
8月30日(木)に、伊勢青色申告会女性部は “地元を知ろう第3弾” 《ごみ処理施設見学とリサイクルプラザ体験教室~昼食懇談会》 と銘打って、7名の参加を得て研修会を行い、終了後に昼食懇談会を開催しました。 その一端を紹介します。
~~~ 10年先のゴミ処理場は ~~~
9時50分にリサイクルプラザに到着。
N.S.係長さんからごみ処理場の現状、また近い将来(10年後)には、ごみ処理で出た熱の利用を計画しているとの話などをお聞きし、部員から「私たちの生きている間に出来るかなぁ」とひと声あり、一同大笑い。
近隣の志摩市(H27年)、松阪市(H26年)、四日市市(H25年)などでは、既に発電設備のある施設に換えられており、発電施設があれば南海トラフ地震の時には電気ラインを早く回復させられるメリットがある、と説明がありました。
~~~ 可燃ごみ ~~~
そして、場所を移動。サイコロ状(1m角、200㎏)のプラスチックごみが置いてある処理場を通り抜け、可燃ごみの炉を管理している2階の部屋(中央制御室)に案内していただきました。
壁にはモニターが5台あり、一人の技師さんがパソコンを前にモニターに映し出される炉の状態をじっと見ておられました。可燃ごみは300~400度で焼却するとダイオキシンが発生しやすい為、900~950度で焼き、900度から200度まで一気に下げて発生を防ぐと共に、ダイオキシンを含む煙を筒状のフィルターに通して除去しているそうです。可燃ごみの焼却灰はその後、90%が南伊勢町と伊賀市にある資源化工場で処理され、10%が愛知県で処理されます。愛知県での処理は1400度からの高熱で行い、川石に使用できるようなものに再生するそうです。
~~~ 資源ごみ ~~~
その後はリサイクルプラザに戻り、資源ごみの区別の仕方についての色々な質問に答えていただき、瞬く間に時間が経ってしまいました。
可燃ごみは約13,000円/1トン、粗大ごみは35,000円/1トン、資源ごみは23,000円/1トンの処理代が掛かり、ごみを処理するための費用は1年間に約15億円だそうです。これは1人当たり1年間で約12,000円になるんですって!
もったいない未利用食品のゴミもありますし、雑がみ(紙製の箱、中敷紙、封筒、DM等)は、資源ごみに仕分けることでごみから資源へと変わります。例えば、一世帯当たり一日にコピー用紙2枚とお菓子の箱1個程度を分別すると、年間345トンの削減になると話されました。これは一年間で約800万円の処理代に相当することになります。ごみを捨てることで税金が使われ、私たちの納めた税金も消えてしまうのだと気付きました。
~~~ 終わりに ~~~
ゴミ処理施設を建設するには200億円位掛かるそうです。 国の補助金等を活用するなどしても、伊勢市の負担は約100億円になるそうです。 自分たちの納める税金の行方を垣間見したようで有意義な研修会になりました。
その後、昼食懇談会( 於:料理工房 たなか )では楽しく話が進み閉会となりました。
8月30日(木)に、伊勢青色申告会女性部は “地元を知ろう第3弾” 《ごみ処理施設見学とリサイクルプラザ体験教室~昼食懇談会》 と銘打って、7名の参加を得て研修会を行い、終了後に昼食懇談会を開催しました。 その一端を紹介します。
~~~ 10年先のゴミ処理場は ~~~
9時50分にリサイクルプラザに到着。
N.S.係長さんからごみ処理場の現状、また近い将来(10年後)には、ごみ処理で出た熱の利用を計画しているとの話などをお聞きし、部員から「私たちの生きている間に出来るかなぁ」とひと声あり、一同大笑い。
近隣の志摩市(H27年)、松阪市(H26年)、四日市市(H25年)などでは、既に発電設備のある施設に換えられており、発電施設があれば南海トラフ地震の時には電気ラインを早く回復させられるメリットがある、と説明がありました。
~~~ 可燃ごみ ~~~
そして、場所を移動。サイコロ状(1m角、200㎏)のプラスチックごみが置いてある処理場を通り抜け、可燃ごみの炉を管理している2階の部屋(中央制御室)に案内していただきました。
壁にはモニターが5台あり、一人の技師さんがパソコンを前にモニターに映し出される炉の状態をじっと見ておられました。可燃ごみは300~400度で焼却するとダイオキシンが発生しやすい為、900~950度で焼き、900度から200度まで一気に下げて発生を防ぐと共に、ダイオキシンを含む煙を筒状のフィルターに通して除去しているそうです。可燃ごみの焼却灰はその後、90%が南伊勢町と伊賀市にある資源化工場で処理され、10%が愛知県で処理されます。愛知県での処理は1400度からの高熱で行い、川石に使用できるようなものに再生するそうです。
~~~ 資源ごみ ~~~
その後はリサイクルプラザに戻り、資源ごみの区別の仕方についての色々な質問に答えていただき、瞬く間に時間が経ってしまいました。
可燃ごみは約13,000円/1トン、粗大ごみは35,000円/1トン、資源ごみは23,000円/1トンの処理代が掛かり、ごみを処理するための費用は1年間に約15億円だそうです。これは1人当たり1年間で約12,000円になるんですって!
もったいない未利用食品のゴミもありますし、雑がみ(紙製の箱、中敷紙、封筒、DM等)は、資源ごみに仕分けることでごみから資源へと変わります。例えば、一世帯当たり一日にコピー用紙2枚とお菓子の箱1個程度を分別すると、年間345トンの削減になると話されました。これは一年間で約800万円の処理代に相当することになります。ごみを捨てることで税金が使われ、私たちの納めた税金も消えてしまうのだと気付きました。
~~~ 終わりに ~~~
ゴミ処理施設を建設するには200億円位掛かるそうです。 国の補助金等を活用するなどしても、伊勢市の負担は約100億円になるそうです。 自分たちの納める税金の行方を垣間見したようで有意義な研修会になりました。
その後、昼食懇談会( 於:料理工房 たなか )では楽しく話が進み閉会となりました。